16歳での最年少代表入りから2度の五輪挫折を経験した園田稚(24、デンソーソリューション)。早川漣コーチとの師弟関係や家族の支えを糧に逞しく成長した若きエースが、ロス五輪枠が懸かる愛知・名古屋アジア大会(19日~10月4日)への意気込みと胸の内を語った。
笑顔で狙うアジア大会金へ
Q.アジア大会を1か月後に控えた、現在のコンディションや手応えを教えてください。
園田:4月からワールドカップに参加させてもらって、自分自身の弱いところが結構浮き彫りになってきました。そこから修正を重ねて、最近は大きなミスも減り、すごく良い状態を保てていると感じています。
Q.ご自身で見つけた「弱い部分」とは具体的にどのような点でしたか?
園田:練習ではすごく良い感じで打てているのですが、試合になるとどうしても焦りが出てしまい、それが大きなミスに繋がっていたことです。「早く打つ」というのは自分の中で大事な強みですし、それを守った方が点数も出やすかったのですが、そればかりに固執しすぎていたことに気づきました。早く打つこと自体は大事ですが、ただ焦って早く打つのではなく、「自分に合ったテンポでリズム良く打つ」ことが何より大事だと改めて実感しました。
Q.ご自身の武器と、試合中に意識しているポイントを教えてください。
園田:自分の武器は、テンポよくリズム良く打てるところです。試合中に一番意識しているのは「強気でいること」ですね。ミスが出てしまうと「自分はダメかもしれない」と弱気になりかける瞬間もあるのですが、そうではなく「打ったら絶対真ん中に当たる!」という気持ちを強く持つようにしています。
Q.試合中、緊張した場面でも「笑顔」を大事にされている印象があります。
園田:全然笑いたくないような局面でも、あえて形だけでも笑顔を作るようにしています。すごく緊張していても、ニッと笑うだけで体がフッと楽になる感覚があるんです。「焦っても大丈夫だ」と思えるようになるので、緊張したときこそ笑って過ごすように心がけています。下を向いてぼーっとしているより、上を向いて笑っていた方が気分もスッキリしますし、競技に対する気持ちも前向きに変わりますね。

















