玉帯川をさかのぼる「川船」 油屋町の半世紀

♪ 船は逆巻く流れを上る あれは油屋川船じゃ
錦織りなす玉帯川に 今日も船頭の櫓がはずむ
油屋町の川船は「根曳舟唄」で始まります。


川船奉納の歴史は今回でようやく半世紀。急流をさかのぼり、諏訪の神様へ魚を献上に向かう 秋豊漁の物語を描きます。

旧踊町の中でもっとも南にある油屋町。江戸時代、町には油屋が立ち並び「玉帯川」の清流が流れていました。

町の宝、深紅の塩瀬に荒波が踊る「傘鉾」の垂れは、大浦お慶の一手持ちと伝えられています。

長く「本踊」を奉納してきましたが、多くの町民が参加できるようにと1973年から「川船」を奉納するようになりました。
初めての奉納は53年前。最初は魚の町から借りた船でした。2回目の奉納の際、花代と寄付を駆使して自分たちの船を手に入れました。



10年ぶりの大舞台を前に、川船は5月31日、長崎市小ケ倉町の岡田造船所に運び込まれ、メンテナンスに入りました。














