認知症の早期発見や予防ツールの開発を目指し、大分大学で大規模な予防研究がスタートしました。
加齢による物忘れと認知症の違い
研究を進めているのは、20年以上にわたって携わっている大分大学医学部神経内科の木村成志教授(56)です。

木村教授:
「例えば旅行先で行った店名が思い出せないのは、加齢による通常の物忘れです。認知症の物忘れは、行ったこと自体を全部忘れてしまう。記憶自体が脳に残ってないんですね」
認知症とは、脳がダメージを受けて記憶力や判断力が低下し、社会生活に支障が出る状態をいいます。

現在、65歳以上の高齢者の4人に1人が認知症、もしくは軽度認知障害とされています。その中でおよそ半分を占めるのが「アルツハイマー型」です。
木村教授:
「アルツハイマー病というのは、2つの異常なタンパク質がたまって発症する病気です。そのひとつがアミロイドβタンパクです。アミロイドβタンパクが脳にシミのようにたまっていくとアルツハイマー病が発症します」














