集落の石垣が再び姿を 8月降水量は過去50年で最小

さらに、例年であれば目にすることが出来ない”あるもの”が姿を現していました。

水資源機構 筑後川上流総合管理所 村田裕 管理課長
「昔の集落の跡地、石垣がちょうど出てきたところになります。ダムの建設の時に移転に協力していただいた方のご自宅の跡」

江川ダムが完成したのは1972年。

かつてこの場所にあった「江川谷」と呼ばれる集落の跡です。

この遺構、実は今から7か月前にも姿を見せていました。

(2026年2月取材)RKB 宮脇憲一 アナウンサー
「いま江川ダムの上流、その底に来ています」

8日と同じダムの底を取材したのは、2026年2月のことでした。

2025年の秋以降、雨が少ない状態が続いていた福岡県。

2026年2月10日、渇水対策本部が設置されました。

その後、梅雨の時期にまとまった雨が降ったことにより、7月13日に渇水対策本部は解散。
この時、江川ダムの貯水率は、83.1%まで回復していました。

しかし、筑後川流域の先月の降水量は過去50年で最も少なく、平年の16%にとどまりました。

今月に入り多少雨は降ったものの、貯水率の回復にはほど遠い状況です。

水資源機構 筑後川上流総合管理所 村田裕 管理課長
「今は田んぼの農業用水とか水道用水とかを供給しているので、入ってくる水よりも流している水の方が多いのでダムの水が減っている。100ミリとか200ミリという単位ではなくて、もっとかなりの雨が降らないと貯まらない状況だと思います。とにかく雨が降ってほしい」