迷走を続けた台風24号の影響です。
宮崎県門川町の漁港では、波や風が強く、出港を見送る日が続き、水揚げが落ち込むなど、漁師からは不安の声があがっています。

8日朝、門川町の庵川漁協で行われたセリ。
水揚げされたアジやタチウオなどが次々と競り落とされ、久しぶりに港に活気が戻りました。

複数の漁師によりますと、台風24号が迷走した影響で、海の荒れた日が続き、数日間、漁に出られなかったということです。

(漁師)
「波風が強いのが堪える。3日、4日くらいは出られない日がある、困る。10月までは台風の時期があるので不安はある」

(延岡支社 田尻怜也記者)
「迷走を続けた台風24号。こちらの漁協で多くを占める定置網漁にも影響が出ました」

庵川漁協で水揚げ量のおよそ4割を占める定置網漁。
漁師の濵田秀昭さんは、台風24号の影響で2日間ほど出港を見送ったほか、漁に出ても、思うように魚が捕れない状況が続いたといいます。

(濵田秀昭さん)
「過去一、捕れていない。(きょうは)やっぱり波が高くて危険な漁になっているので、早く落ち着いてほしい」

自然と隣り合わせの漁業。
庵川漁協としても、天気の持ち直しとともに水揚げ量の回復に期待を寄せています。

(庵川漁協 久保崎幸義組合長)
「自然を相手にしていかないといけないから、台風のせいじゃ何のせいとは言えない。前向きにやらないとしょうがない」