エアコン普及も一因か 医療現場の警戒

啓明こどもクリニック 柳将人医師(9月7日)
「先に熱が出たのはどなたですか?」

混雑するクリニック内の様子
啓明こどもクリニックでの診察の様子(9月7日 札幌市中央区)

札幌市内のクリニックです。8月下旬からインフルエンザの症状を訴える患者が増えています。休み明けの9月7日も、院内は朝から混雑していました。

啓明こどもクリニック 柳将人医師
「ちょっと赤いですね。お母さんはインフルエンザとコロナの検査を受けたほうがいい」

こちらの30代の女性は、9月6日から体の節々に痛みを感じ、38度を超える熱があると訴えます。

インフルエンザの検査結果を示す看護師
インフルエンザの検査結果を示す看護師

看護師
「出ている、ここに薄くAのところに線ありますよね」

インフルエンザのA型に感染していました。

母親(30代)
「この病院もインフルエンザの予防接種が始まるところで、受けようかなと思っていたら、その前にかかってしまった。夏が終わったばかりで、あまりイメージはなかった」

9月7日は、午前中だけで8人が陽性と診断されました。8月中旬まではほとんどいなかった感染者が、先々週から急激に増えました。

啓明こどもクリニック 柳将人医師
「9月1日、2日、3日、この3日間でも10人以上は陽性が出ているので、一度は落ち着くのではないかと思うのですけど、心配な状況です」

札幌市内の別の病院の様子
札幌もいわ徳洲会病院(9月4日 札幌市中央区)

札幌市中央区のこちらの病院でも連日、インフルエンザの症状を訴える患者の診察に追われています。市内では、集団感染クラスターが起きている高齢者施設もあるとみられ、医師は注意を呼びかけています。

インタビューに応じる後平泰信院長
札幌もいわ徳州会病院 後平泰信院長

札幌もいわ徳州会病院 後平泰信院長
「夏場からインフルエンザ患者が当院から出ている状況です。温暖化の影響で札幌も気温が上がってきていますので、おそらくエアコンがかなり今普及してきていて、換気が乏しいというのが一つあると思う。一定の低い感染状況というのが、どこかの集団で続いていて、乾燥もあって流行してくる」