「ほぼ乾燥」という結論

測定の結果、乾燥条件と含水条件で合成したデイブマオアイトの体積は誤差範囲内で一致し、含水化による体積変化はほとんど認められませんでした。

観測された体積差はわずか−0.02%にとどまり、1 wt%の水を含む場合に予測される−0.2〜−0.5%の減少よりはるかに小さな値です。

さらに、回収試料の二次イオン質量分析法でも水はほとんど検出されず、デイブマオアイトが下部マントル条件下で実質的に「ほぼ乾燥した状態」で存在することが裏付けられました。

第一原理計算の結果と合わせると、水溶解度は0.08 wt%以下であり、従来想定の1/10以下であることが明らかとなりました。