多様化する日本社会。これからの介護サービスのあり方
崎山記者が見ていると、利用者同士でも、例えば言葉がうまくでない利用者が目で訴えたりすると、母語が違う利用者も雰囲気でわかって、スタッフを代わりに呼んであげたりしていました。お昼ご飯は、基本は日本の料理ですが、時おり好みや栄養面も考えながらエスニックや沖縄の料理も出るそうです。

午後は様々なレクリエーションの時間。この日はブラジルのサンバやペルーなどのダンス。身体が動く人は教える介護スタッフと一緒にノリノリで踊ります。また、身体に障害がある高齢の日本人男性は、ペルー出身の介護スタッフが身体を支えながら、無理ないようダンスを楽しんでいました。
株式会社「エスペランサ」代表の知念明さんの話では、元々旅行によく行っていたとか、いろんな文化に触れるのが好きな日本人の利用者は、ここで新しい言葉を覚えようとか、文化に触れて楽しみたい、と意欲的だそうです。
知念さん自身はペルー生まれで、沖縄、そして埼玉で育ち、暮らしてきました。人材派遣会社としてスタート、訪問介護事業を始め、外国ルーツの介護スタッフが増える中、スタッフから「様々なルーツの人が利用するデイサービスを」という声があがり、1年前に「てぃ~だの希望」をオープンしました。
知念さんは「外国籍の利用者さんもみましょうってことで、ふたを開けてみたら、介護で困ってる方々が大勢いたので、自然に、多文化系の事業になってきました。いろんな文化を味わえる場所なので、こういったデイサービスが好きな方は来てもらえればありがたいです」と話します。














