娘との思い出の詰まった新居に別れ 転居を決断した理由
2024年10月、家族は娘のために建てた自慢の一軒家に別れを告げ、いまは県外で生活している。
<記者>
2024年、牧之原市に購入した一軒家から転居されたと伺いました。
<河本千奈ちゃんの父>
私たち家族が住んでいたのは、本当に園から近いエリアだったので、生活圏内に加害者たちがいる。
買い物に行くと会ったり、車ですれ違ったり、そういったことが多々ありました。そういった環境の中で家族で暮らすことは難しいと思い、転居を決めました。
あの家は、千奈の将来のことを考えて建てました。幼稚園も近いですし、成長していった時に小学校も近い、中学校も歩いて行ける距離、高校も近くにある。
車通りも少ない場所を選んで、安全や将来のことを考えて建てた家なので、思い入れはたくさんありました。手放すのは本当に心苦しかったですが、家族で話し合って離れる決断をしました。
加害者側の人が何人もいる。その人たち全員に「離れろ」というのはやはり難しいというのはわかります。ですから、私たちが離れた方がいいのではないかと思いました。
【後半】に続く
「親としてごめんなさい、助けてあげられなくてごめんなさい」通園バス園児置き去り事件 3歳の愛娘を失った遺族の4年間 加害者側へ伝えたい思い














