“自主避難” 補償や救済に大きな差…国を訴える決断

1か月に一度、夫は、子どもたちに会いに大阪にやって来ました。しかし、楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。
(森松明希子さん)「お父さんと離れるときに泣くようになる。子どもに精神的な負担をかけているんじゃないかとすごく思った」

国が決めた避難指示区域以外からの避難は「自主避難」と言われ、避難指示区域とは補償や救済の面で大きな差が付けられました。
なぜこうした「差」が生まれてしまうのか。森松さんは、2013年、国と東京電力の責任を問う裁判「原発賠償関西訴訟」の原告となり、代表を引き受けました。
(森松明希子さん)「子どもたちは自分で今の状況を世の中に訴えたり、『父親と離れて暮らすことがさびしいから何とかしてください』と国に訴えたりすることはできません。母親として子どもの代弁者となって、子どもたちが言えないことも、きちんと国に訴えていきたい」














