熊本地震から1か月。地震直後に爆発が発生したイオンモール熊本では、2700人もの雇用を支えていました。その雇用はどうなっていくのか、現場を取材しました。

イオン爆発1か月 捜索阻んだ「無風」 捜索中には「崩落音」も

7人が犠牲になったイオンモール熊本の大規模爆発。直後から取り残された人を救おうと、懸命の捜索活動が行われました。

はっきりとした爆発の原因もわからず、崩落の危険があるなか進む隊員たち。各地から警察や消防などが駆け付けました。

広島県警 広域緊急援助隊 関本淳一 大隊長
「『現在、崩落音がした。異常の有無を早急に確認せよ』という無線も入っていた。絶対に救出するんだという強い気持ちで臨みました」

災害救助犬も捜索に参加。普段いる横浜から車で約15時間移動し、爆発の翌日には現地に入りました。

派遣された災害救助犬は7頭。においを頼りに探していきます。

救助犬訓練士協会 訓練士 橋本幸さん
「足場が自分たちが歩くだけでも、少し揺れる場所があったりとか、犬も注意しつつ、捜索させました」

さらに立ちはだかったのは、風のない「無風の状態」。

救助犬訓練士協会 訓練士 橋本幸さん
「風下だと、においが流れてくるので、においを辿って要救助者のところに行くというのが出来ます。風がない分、すごく難しいところがありました」

今回、救助犬が直接人を見つけることはありませんでしたが、そのことにも意味があるといいます。

救助犬訓練士協会 訓練士 橋本幸さん
「救助犬がそこに優先すべき存在がないのも、救助隊には一つの大きな情報。その現場をずっと捜索する必要はない。別のエリアに行けるという選択のきっかけにもなる。判断材料としても役に立っていると思います」