青い舌の中学1年生の少女(13)… オーバードーズの実態とは

私たちが出会ったその少女は、なんとまだ13歳、中学1年生だという。彼女はカメラに向かって舌を突き出した。その舌は青色に染まっていた。

青い舌は、ある睡眠導入剤を飲んだ証拠だ。この睡眠導入剤は、飲み物に混入させる悪用を防ぐため、青く着色されているのだ。
ODによって意識が混濁し、酩酊状態に陥ることを、少女たちは「パキる」と言う。
取材を続けていると、路上に倒れ込み、自力で立ち上がれなくなってしまう少女の姿もあった。目の焦点も定まっていない状態だが、周囲の若者たちが動揺する様子はない。

周囲の若者たち
「立てないね」「これ日常日常。日常だから逆に撮った方が面白い」
「ぶっ飛んでるだけ、すぐ戻るよ」「宇宙見てるわ」

その後、少女は病院に搬送された。東京消防庁によると、都内でODをしたとみられる10代の緊急搬送者数は、おととし300人近くに上り、直近5年間でおよそ3倍と急増している。