ギターが心を救った 高校3年生こなつさんの経験

高校3年生のこなつさん(通信制)は、小学生の頃から学校内の人間関係に悩んできました。

友人から言われた言葉に傷ついたり、孤立したり。先生との関係から大人への不信感も生まれ、中学・高校では転校も経験しています。

「大人も友達も信じられない」そんなこなつさんの心を救ったのが、ギターでした。

学校に行けない日には1日10時間以上演奏することもあったといいます。現在は自ら曲を作り、つらい時期の思いや、普段言葉にできない気持ちを音楽で届けていて、番組でも曲を演奏します。

また、子どもが学校に行くことに悩んでいる保護者にも電話をつなぎます。「子どもが学校に行きたくないと言ったとき、どのように対応したか」「学校選びや転校で悩んだこと」「学校に行けない時期にサポートしたこと」など、同じ悩みを持つ保護者にとって参考になる話を、専門家の意見も交えながら深めていきます。

通信制高校で「救われた」―はるとさんの選択

高校2年生のはるとさん(通信制高校サポート校)は、中学生のときゲーム配信がきっかけで冷やかされる発言が増え、学校に行きづらくなり不登校になりました。

その後、別室登校ができるようになったのは、スクールカウンセラーとの出会いでした。

スクールカウンセラーに教えてもらったのは「2:6:2の法則」です。

「自分を嫌う人が2割、どちらでもない人が6割、好いてくれる人が2割」という考え方でした。

はるとさんは、「だからみんなに好かれる必要もないし、好きでいてくれる2割に目を向けようと思った」と振り返ります。

その後、自分がやりたいと思っていたe-sports活動に関われる高校を見つけて「救われた」と話します。

自分に合った場所を探し続けたはるとさんの経験は、今まさに学校との距離に悩む多くの人へのメッセージになるはずです。