全国的に「コメ余り」の状況が見られる中、今シーズンの新米の販売が始まりました。
新米よりも、去年のコメの方が高い、「価格の逆転現象」も起きています。

(山田祐也アナウンサー)
「松山市内のスーパーです。ずらりと並んだお米の売り場ですが、こちらには新米も並び始めています」

本格的な秋の訪れを前に、コメ売り場の風景が変わり始めています。

24日、店頭に並んでいた新米。

今年、収穫された高知県産のブランド米で、その価格は5キロで税込み3110円でした。

一方、去年収穫された愛媛県産のブランド米は5キロで3866円、同じく愛媛県産コシヒカリは3434円です。
新米よりも去年のコメのほうが300円以上も高い「価格の逆転現象」が起きています。

価格下落の背景には、全国的なコメの在庫増加があります。
JAに出荷する際、生産者が受け取る仮払金は、去年の半額ほどにまで落ち込むなど、農家にとっては深刻な事態となっています。

(買い物客)
「ある程度は、農家にも利益がきちんといくようになればいいなと思っている。私たちが少し我慢するところがあっても、と思っている」

消費者にとっては新米を安く味わえる一方で、農家にとっては厳しい状況が続いていて、今後の価格の動きが注目されます。