「苦しいねぇ」すべてを奪われる…犯罪被害者の声

川原さんは、同じ犯罪被害者遺族として苦しみを背負う塩川さんに一言、「苦しいねぇ…」と声をかけました。

それまで築いてきたものがすべて破壊されてしまう「犯罪被害者」――。その人たちへの支援が、今の日本の法律ではあまりに脆弱だと、川原さんも塩川さんも声をふり絞ります。

現在、塩川さんは最高裁での判断を待ちながら、犯罪被害者の現状を知ってもらうため署名活動も行っています。今も苦しみから抜け出せずにいる同じ立場の人の存在を思いながら、少しずつでも動かなければと自らを奮い立たせています。

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「こんなんなんですよ、被害者の現状っていうのは…。誰にも相談できなくて、全部自分でせないかんとですよね」

誰も巻き込まれたくない、でも誰が巻き込まれるか分からない。理不尽な暴力で人生を狂わされた人たちの助けを求める声が、苦しみの闇の中から続いています。