乱高下を防ぐには何が必要か 今後のコメの需給と価格の安定に向けて
堀内大輝キャスター:
北海道の発表でも、2026年のコメの生育状況は平年に比べてやや多く、期待が持てる状況になっています。
堀啓知キャスター:
私たち消費者にとってみると、価格が下がっていくことは嬉しいことですが、生産者の方にとっては辛いものがありますよね。
堀内大輝キャスター:
取材に伺った、北海道当麻町の米農家舟山賢治さんは、概算金について「去年のようにものすごく高くなくてもいいから、急に上がったり暴落したりせずに価格を安定させてほしい」と話していたのが印象的でした。金額については、「もしかしたらもう少し高いのではないかと少し期待をしていたが、これくらい下がってしまうかなと懸念していた通りの金額が出ていた」と話しています。
堀内大輝キャスター:
では、こういった価格の高騰や過剰生産が起こらないためにはどうしたらいいかというと、コメの流通に詳しい宮城大学の大泉一貫名誉教授は次のように指摘します。
▼自然条件で増えたり不確定要素が多い中で国が決めた需要と供給が常にタイトになっている、つまり需給のバランスに余裕がないため、供給不足や過剰生産が起きやすい。その結果、価格の暴騰や暴落が起きてしまう。
▼現在、国だけで需要を判断して生産量を決めていく仕組みは限界で、市場原理を入れて生産者が生産量を判断するのが望ましいのではないかと指摘しています。
堀啓知キャスター:
生産者の方の生産意欲を削ぐことがないような仕組みづくりが求められているのかもしれませんね。














