「なるべくファーストテイク」驚きの制作手法
2008年リリースの1stアルバム「grace」ではギターを主に奏でていたが、2ndアルバム「twilight」(2010年)からはピアノを主体にし、オリジナル・アルバムを制作。これまで、「音楽のある風景」をテーマにした癒やしを感じる作品の他、テレビCMやドラマなど、数多くの映像音楽も手がけてきたharuka nakamuraさん。2024年には、第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した劇場アニメ「ルックバック」(2024年)の主題歌と劇伴音楽も担当している。
普段から曲を作るときは、頭では考えずに感じたままの即興演奏を生かすようにしているそうだ。なるべくファーストテイクでできたものを大事にし、譜面も書かないという。付加する音やアレンジ、構成は後から考えていく。今回もその自然体のスタイルで取り組み、自分のサウンドを表現していくことができたと話す。
「落とし込みの作業は、シーンのキーワードを伺った上で、マネージャーであり、いつも音楽制作としても携わってくれているone cushion 山口響子とイメージなどを意見交換しながら二人三脚で制作しました」
そうして今作のために、20~30曲ほど作ったというharuka nakamuraさん。「物語からのインスピレーションも多分にありましたし、ありがたいことに、自然に音楽を作ることができました」と話す。














