Qこの2年間苦しい思いもたくさんあったと思いますが、五輪出場枠を獲得して今どんな思いが一番強いですか?
田口:私と西本選手は一度パリオリンピックの出場権を逃している経験があった上で、去年史上初となる金メダルを獲得し、そして今年は銀メダルでロサンゼルスオリンピックの出場権を獲得できたっていうのは、嬉しい気持ちと、やっとあの舞台に自分たちが立てるっていう思いはすごい熱くて、言葉にするのがすごい難しいんですけど。まだ実際に自分がオリンピックの舞台に立てるっていう実感がすごい湧いてるわけではないんですけど、ここに来るまで苦しいことも、しんどい時もあったんですけど、それでもチームのみんなが、まだまだキャプテンとして未熟な私をしっかり頼ってついてきてくれたことで、自分もみんなを信じて引っ張ってっていいんだっていう風に思わせてくれた仲間にもすごい感謝の気持ちでいっぱいですし、このチームを任せたいって思ってくださった先生方にも感謝の気持ちでいっぱいで、しっかりそれが本番の舞台でやり切ることができ、そして結果につなげられたことは、自分の中でも、そしてみんなも自信になったと思うので、ここから2年間はさらに苦しいことだったりしんどいことの方が多いと思うんですけど、それに負けることなくさらに自分も強くなっていきながら。また1年1年レベルアップしたチームになれるように、自分自身もレベルアップしていきたいなっていう風に感じてます。
Q西本選手は田口さんとともに引っ張る立場になって、すごく悩む日々も過ごされたと思いますが、この金メダルをどう迎えたか。
西本:2年前のパリ五輪の出場枠を懸けたアジア選手権で逃してから、その逃した時の本当にどん底の気持ちとか前が見えなくなった気持ちっていうのがすごく忘れられなくて、そこからの去年の金メダル。でもその金メダルを取った後もずっと、ここからがスタートだし出場権を懸けた戦いは今年にかかっているので、そこで安心することもなくずっと今年にかけてきたので。また今年から新チームになって自分たちが引っ張っていく立場になった時に、すごく不安な気持ちもあったんですけど、でも以前チームメイトだった鈴木歩佳さんとか稲木李菜子さんにもたくさん話を聞いてもらいながらチームを作っていって、今回結果を出して出場権を獲得することができて、すごく嬉しい気持ちとホッとした気持ちというか、前は直前まで切符を懸けて戦っていたので、今この段階で切符を取れて次オリンピックに向けてしっかり準備ができるっていうことがすごく良かったなっていう気持ちがあります。でもやっぱりここからの2年間が勝負だと思いますし、他の国は来年に向けてもっともっとスピードアップしてレベルを上げてくると思うので、そこに負けないようにではなく、もっともっと追い越すように自分たちがレベルアップして、オリンピックの舞台で金メダルを目指して頑張っていきたいと思います。
Q鈴木さん、稲木さんから何かお言葉とかお声がけありましたか?
田口:2人には本当にたくさんの言葉をもらったので、いっぱいありすぎて出すのにはすごい時間がかかるんですけど、鈴木選手から私が一番響いた言葉は、本番前に連絡をくれたんですけど、「もうあとはできることはやってきたから、思いっきり久乃が世界選手権の舞台楽しんでおいで」っていう風に言ってくれて。キャプテンになってからいろいろ悩むことの方が多かったので、そのために鈴木選手に相談させてもらって・・・一言一言がすごい支えになってたんですけど、その中でも「最後はキャプテンとしてみんなを信じて自分自身が楽しむことしかないんだな」っていう風に言われたような気がしたので。本当に最後は、世界選手権までいろいろ試合を積んできたんですけど、その中でも世界選手権の舞台が一番楽しむことができたので、本当に鈴木選手には感謝しきれないほど感謝の気持ちでいっぱいです。

















