廃校・保育園の利活用や「資料の除籍・体験教材化」という挑戦

こうした事態を受け、独自のアイデアで解決を図る自治体も現れています。十勝の浦幌町立博物館では、保管スペース不足を解消するため、2024年に使われなくなった保育園を「館外収蔵庫」として整備しました。

空調や除湿機を整えた上で資料を集約するだけでなく、さらに踏み込んだ対策も進めています。

浦幌町立博物館 持田誠 学芸員:
「重複している生活用品や農具の一部は正式な登録から『除籍』とし、展示用ではなく触れて体験できる授業用教材として転用しています。これからも資料を集め続けるためには、収蔵庫問題から逃げることはできません。別の形で後世に残す方法を模索していく必要があります」














