■試合に出られなくても…選んだ「単独チーム」の道

逆境を力に変える発想。
さらに、選手と監督は大きな決断をします。

公式戦に出られない期間が続いても、合同チームには参加せず、あくまで松山学院単独チームで戦うことを選んだのです。

(阿保監督)
「私としてはやっぱり松山学院という単独のチームで出たいというのが1つと、選手たちに聞いてみると合同チームを組むよりも、自分たちで出たいという希望が合致しまして、“ちょっと試合に出られない期間が続くけど、必ず生徒を取って、必ず来年の夏には出られるようにするけん”ということでスタートしました」

試合よりも、単独でバトンを繋ぐこと。

4人が選んだのは、楽な道ではありません。
それでも彼らは、今できる練習で汗を流し、決して下を向くことはありません。

来年の春には、新入生の入部も見込まれています。
その先に見据えるのは、再び単独チームとして立つ、夏の舞台です。

(阿保監督)
「私の挑戦というか楽しみで、じっくりそうやって、もう準優勝はいらないので優勝を目指して頑張りたいと思います」

(吉田キャプテン)
「もう1回楽しい思いをしながら決勝にいって、次は勝ちたい」

17人で巻き起こした「松学旋風」、その第二章を紡ぐのは、先輩の汗と涙を間近で見てきた4人の後輩たちです。

「次にとっておいた優勝」をつかむため。

長く苦しいオフシーズンを乗り越える、4人の挑戦は続きます。