創業140年の店を守る父へ

創業およそ140年、「大徳寺焼餅」を販売する老舗「菊水」の店主、松本利治さんを送る船です。

ことし1月に入院し、店に戻るためにリハビリを続けていましたが、2月に亡くなりました。

息子の松本隆さんは、父親について、「仕事に一生懸命な父でしたね。私がここを手伝ったりしてたことあったんですけど、まだ不慣れな時とかは、ちょっとやり方助言してくれたりっていうのがあったのはよく覚えてますね」と話します。

船には、昔、店で使っていた看板も飾ります。

隆さんは、「昔のうちで使っていたの看板なんですよ。どっかに飾ろうかと思って」と話していました。

千葉県在住で、普段は別の仕事をしている隆さん。

仕事の合間に帰省し、利治さんが大好きだった店を、母の久良子さんとともに、できる範囲で継ぐことにしています。

隆さんは、「できれば昔のままで続けていければなって気持ちが強かったので。できる範囲でやっていこうかなっていうのはありましたね」と話しています。

利治さんへの感謝と店を守る決意を込めて、精霊船を西方浄土へ送り出します。