長崎のお盆の伝統行事「精霊流し」が15日、県内各地で行われます。
初盆を迎える家では、故人への思いを込めた精霊船づくりが進んでいます。

30年以上勤めたタクシーで送り出す

故人の職業が一目でわかる精霊船。

タクシーの運転手を30年以上務めた山崎一幸さんを送る船です。

息子の山崎誠さんは、「運転とか車が大好きだったので、最後は自分の職業だったタクシーで送り出してあげようかなって」と話します。

明るい性格で、おしゃべりが大好きだったという一幸さん。孫たちからも愛され、よく家族みんなで集まったり、旅行に行ったりしていました。

孫の山崎愁さんは、「ネガティブなことを聞いたことがないので、喋っていて元気を貰えるというか、明るくなれる」と振り返ります。

孫の深山萌華さんは、「本当にお酒が大好きで、陽気なおじいちゃんでした」と話します。

山崎家のこだわりは、精霊船だけではありません。

家族で着るTシャツは、一幸さんの口癖にちなんで、孫の萌華さんがデザインしました。

息子の誠さんによると、「いつも口癖が『愛してるぜベイベー』だったんですよ。(孫が)遊びに来るたびに『愛してるぜベイベー』って言ってたので、その言葉が好きみたいで」ということです。

家族をたくさん笑わせてくれた一幸さんのように、15日は明るく、楽しく、盛大に送り出します。