1月20日、大阪・関西万博の会場となる夢洲を訪れたのは、立憲民主党の岡田克也幹事長と安住淳国対委員長。晴れた寒空の下、パビリオン建設に向けた基盤整備工事を熱心に視察した。

(立憲・岡田克也幹事長)
「万博は国家的な行事なので一度ぜひ現地を見たいと思って参りました。ここまできたらぜひ成功してもらいたい、しっかり後押ししていきたいと思います」

去年の臨時国会に続き通常国会でも協調関係を継続する維新・立憲の関係を象徴するような出来事だが、ベテラン立憲議員からは「共闘は国会内だけにして、地方に持ち込まないでほしい」という冷ややかな声も聞かれた。

春の統一地方選を抱える大阪の地方議員の状況はより深刻だ。その複雑な心境を聞くと次のように話した。

(立憲・地方議員)
「党も共闘は考えがあってやっていることだと思うので、後ろから鉄砲を撃つことはしたくないです。ただIRのカジノについては、維新と立憲は本来考え方が大きく違うので、距離が近くなったことにより"カジノ賛成"となっていってしまわないか?という不安はあります。選挙ではカジノ反対を訴えますから」