■卓球 WTTチャンピオンズ横浜2026 第6日 (9日、横浜BUNTAI)

男子シングルス決勝で張本智和(23、世界ランク5位)は韓国のオ・ジュンソン(20、同31位)にゲームカウント4ー1(7ー11、11ー7、11ー4、11ー8、11ー7)で勝利し、大会連覇を飾った。また妹・美和(18)も女子シングルスで優勝。兄妹揃って大会制覇を成し遂げた。

『WTTチャンピオンズ横浜2026』は、卓球の世界トップ32選手が集うシングルスNo.1決定戦。今年9月のアジア競技大会(愛知・名古屋)に出場する各国代表選手も顔を揃える注目の大会となっている。

準決勝では松島輝空(19、同3位)との日本勢対決をゲームカウント4ー2(11ー4、11ー9、8ー11、15ー17、11ー5、11ー9)で制し、決勝進出を決めた張本。迎えた決勝第1ゲーム、張本は相手の攻撃にも落ち着いて対応しながらポイントを重ねていく。しかし自身のリズムをつくることができず、最後は相手に押し切られ、7ー11でこのゲームを落とした。

第2ゲームは、激しいラリー戦で先手を取ってリードを奪うと、徐々に流れを引き寄せた。強打のフォアハンドに加え、好守からの切り返しでもポイントを重ね、11ー7でこのゲームを奪い返した。

第3ゲームは、序盤から強打で攻めてリードを奪うと、フォアハンド、バックハンドの両面で相手を翻弄。積極的に攻撃を仕掛けて主導権を握り、強打で押し切って11ー4で2ゲーム連取しゲームカウント2ー1とした。

第4ゲームは、3ー3からフォアハンドの強打、厳しいコースを突いてポイントを重ねた。9ー8とリードを奪うと、さらに攻撃の手を緩めず、相手の反撃を寄せつけなかった。最後までリードを守り、11ー8でこのゲームを制した。ゲームカウントを3ー1とし、連覇まであと1ゲームに迫った。

勝負の第5ゲーム、序盤からポイントを重ねた張本。6ー6の同点に追いつかれるも得意のバックハンドで点差を再び広げ、ここでも強打のフォアハンドを決め切った。最後まで相手に反撃を許さず、11ー7でこのゲームを奪い、張本が大会連覇を達成した。

試合後、張本は「本当に嬉しいですね。やっと解放されたというか、やっと長いチャンピオンズ横浜を優勝で終えられてよかったなと思います」と話し、試合については「1ゲーム目、相手とのボールのスピードだったり、松島(輝空)選手との違いでてこずったところはありましたけど、すぐ修正してしっかり勝てたので、いい勝ち方だったと思います」と振り返った。

妹・美和との兄妹Vには「同じ大会、同じ瞬間っていうのは本当に1人でやるのはまだ簡単ですけど、こうやって揃うのは本当に難しいことで。お互いがお互いを信じてやり抜いた結果が今大会出たと思うので。僕たち卓球選手ですし、美味しいご飯を食べるよりもたくさん寝るよりも気持ちいい瞬間、最高の瞬間だと思うので、これを求めながらこれからも2人で頑張っていきたいなと思います」と兄妹でつかんだ喜びを胸に、今後のさらなる活躍を誓った。