■卓球 WTTチャンピオンズ横浜2026 第6日 (9日、横浜BUNTAI)
女子シングルス決勝で張本美和(18、世界ランク3位)が前年覇者の中国・陳幸同(29、同5位)をゲームカウント4ー2(13ー11、11ー7、9ー11、11ー9、1ー11、11ー7)で下し、チャンピオンズは今年3月の重慶大会に続く2度目の優勝。さらに日本開催では自身初の優勝となった。
『WTTチャンピオンズ横浜2026』は、卓球の世界トップ32選手が集うシングルスNo.1決定戦。今年9月のアジア競技大会(愛知・名古屋)に出場する各国代表選手も顔を揃える注目の大会となっている。
準決勝では中国の王芸迪(29、同6位)にゲームカウント4ー2(4ー11、12ー10、12ー10、14ー12、8ー11、11ー6)で勝利し、決勝進出を決めた張本。男子シングルスでは兄・智和も決勝進出を決め、兄妹優勝へ王手をかけた。
第1ゲームは、序盤から強烈なフォアハンドで攻め込み、リードを奪った張本。4ー4の同点に追いつかれるも、サーブでポイントを奪うと、得意のバックハンドでも連続ポイントを挙げ、再びリードを広げる。その後も反応良く相手の攻撃に対応し、1点を奪い合う激しい攻防が続いた。終盤に10ー11と逆転を許したものの、ここからバックストレートを打ち込んでいくなど、13ー11でこのゲームを制した。
第2ゲーム、激しいラリー戦を制して3ー2と先行すると、チキータやコースを巧みに突く一打でポイントを重ねた。終盤にはYGサーブも織り交ぜ、主導権を渡さない。ゲームポイントを迎えると、最後は相手のオーバーミスを誘い、11ー7で2ゲームを連取した。
第3ゲームは、立ち上がりから2連続失点を喫したものの、角度のあるフォアハンドで得点を奪う。しかし、相手の返球への対応に苦しみ、徐々に点差を広げられる展開に。3ー9と大きくリードを許した。それでも好レシーブで粘り強く食らいつき、徐々に点差を縮めていく。終盤には9ー10まで追い上げたものの、反撃は及ばず、このゲームを落とした。
第4ゲームは、序盤から激しいラリーの攻防が繰り広げられた。バックハンドをストレートに打ち抜いて6ー6の同点に追いつくと、そこからはコースを巧みに狙い、ポイントを重ねていく。再び同点となる場面もあったが、終盤はバックハンドで押し切った。11ー9でこのゲームを制し、ゲームカウントを3ー1として優勝まであと1ゲームに迫った。
第5ゲームは、序盤からなかなか流れを作れず、連続失点が続く苦しい展開となった。リズムをつかめないまま点差を広げられ、反撃の糸口を見いだせず、1ー11でこのゲームを落とした。
第6ゲームは、立ち上がりからバックハンドのストレートやフォアハンドで積極的に攻め、主導権を握る。リードを奪うと、その後も攻撃の手を緩めず、着実にポイントを重ねていった張本。第6ゲームを制し、ゲームカウント4ー2で勝利を収めた張本。地元・日本のファンの前で歓喜の優勝を果たした。
試合後、張本は「苦しい試合でしたし、もちろん苦しいっていう準備をして挑んだので、やっぱ想定通り」と振り返った。一方で最終ゲームについては「追いつかれて2点リードっていう感じだったので、マッチポイントを取った時はもう絶対この1点で仕留めるぞっていう気持ちでやって勝てたので、すごい嬉しいです」と最後まで気持ちを切らさずに戦い抜いた喜びを語った。
また、「昨年の横浜ではすぐ負けてしまって、来年は絶対もっと試合をするぞっていう気持ちで、今大会挑んだので。まさか優勝できるとは思ってなかったんですけど、本当に皆様の応援のおかげで優勝できたなって感じました」と応援への感謝を口にした。

















