「頭を撫でたら、髪の毛がずるって抜けていく」
一家は、防空壕に逃げ込んでいて助かりましたが、知人の息子を探すために翌日、広島市内へ向かい「入市被爆」をしました。
2歳上の双子のきょうだいは血便と下痢を繰り返し1か月もたたないうちに亡くなったと話します。結城さんが産まれたのは原爆投下から2か月後の10月です。
(結城温水さん)
「私が生まれてすぐくらいに、原爆に遭ってるもので、(姉が)頭を撫でて。大丈夫かなと言っていたら、髪の毛がずるって抜けていくから、もうかなり心配したらしい」
結城さんも血便を発症し、体調を案じた一家は岡山市へ戻りました。その後は、大きな病気をすることなく育ったといいます。胎内被爆のことは小学4年生のとき母親から知らされました。














