熱戦が繰り広げられた愛知・名古屋アジア大会は、きのう(4日)、閉幕しました。各競技で地元勢のメダルラッシュ!その活躍を振り返ります。

(吉田泰造選手)
「香川県の田舎の地域からでもどこまででも成長できるんだぞって証明できたと思います」

先月(9月)30日、レスリング男子グレコローマン87キロ級の決勝に出場した高松市出身の吉田泰造選手。世界ランク1位のキルギスの選手を相手に先制を許すも、その後は、幼少期に取り組んでいた相撲で鍛えた得意の押しで相手を圧倒。20歳の新星が、アジアを制しました。

(吉田泰造選手)
「五輪で日下尚先輩がやっていて、自分もこっち側に立てたらなと思っていたので、とてもうれしいです」

その翌日、吉田選手に続く金メダルを見据え、グレコローマン77キロ級決勝に臨んだ同じ高松市出身の日下尚選手。しかし、イランの選手を相手に苦戦を強いられると、悔しい銀メダル。パリ五輪に次ぐ、表彰台の頂点に立つことはできませんでした。

(太田海也選手)
「2連覇、そしてこの日本開催のアジア大会で優勝できて、とてもうれしいです」自転車男子スプリントでは、岡山市出身の太田海也選手が圧巻の走り。3本勝負の決勝では2本を連取し、2大会連続の金メダルを手にしています。

柔道女子70キロ級では、環太平洋大学の前田凛選手が金メダル。準々決勝では中国の選手に噛まれるというアクシデントも…気を取り直して臨んだ決勝では合わせ技一本で相手を制し、自身初のアジアの頂点に登りつめました。

(前田凛選手)
「日本代表として優勝することができて本当によかったなと思いました」

大会前の取材では、「マイナーなアーチェリー競技を盛り上げるためにもメダル獲得を目指したい」と語っていた岡山市在住の中西絢哉選手。個人の決勝では、強豪・韓国の選手に一歩及びませんでしたが、銀メダルに輝いています。

サッカー男子では、ファジアーノ岡山所属の森壮一朗選手と倉敷市出身の石井久継選手がメンバー入り。韓国との決勝では、今大会3ゴールの石井選手が先発。1点を追う後半34分には、エリア外からミドルシュートを放つも枠に嫌われゴールならず。チームは0-1で敗れ、銀メダルです。

今年4月の右手首疲労骨折を乗り越えブレイキンに出場した、岡山市出身のISSINこと菱川一心選手。準決勝では、前回優勝のShigekix選手と対戦。躍動感あふれるダンスで王者に挑むも敗れ、続く3位決定戦でも敗戦。メダル獲得はかないませんでした。大会を通して大きく成長し夢をつかんだ選手、目標に届かず悔し涙を流した選手。

それぞれの思いを胸に、きのう(4日)、16日間の熱戦は幕を下ろしました。