アレルギーでよく聞く「コップ理論」は誤解?

では、ここで気になるのが、アレルギーのメカニズムです。花粉症では体内に蓄積された花粉の量が許容量を超えると突然発症するという『コップ理論』というものがあります。食物アレルギーではどうなのでしょうか。
(岡本医師)「食物アレルギーを発症する人は1回目に食べたときに発症します。2回目、3回目で出てくるということは、むしろレアなケースです」
食物アレルギーにおいては「食べ過ぎてたまったからあふれ出た」のではなく、多くの場合、初めて摂取した段階で免疫系が反応して発症します。同様に、加齢とともに発症する花粉症に関しても「蓄積限界を超えたから」という科学的根拠は認められていないということです。
不確かな噂や「コップの蓄積説」といった誤った知識に振り回されることなく、気になる症状がある場合は自己判断を避け、早めに信頼できる小児科やアレルギー科の専門医に相談することが大切だといえそうです。














