■煙突の倒壊について耐震工学の専門家は

耐震工学に詳しい専門家は、熊本地震で煙突が倒壊しやすい揺れが起こったと指摘します。

<京都大学大学院工学研究科 高橋良和教授>
「この八代で比較的、長周期の地震動が観測されたということがあるんですけど。今回の倒壊との何かしらの地震動の特徴と構造物の揺れの特性が一致をしたということがひとつの原因になるんじゃないかなと」

長周期地震動は大きな地震で発生する揺れが1往復する時間がゆっくりとした大きな揺れのことです。短周期に比べて遠くまで伝わりやすく高層ビルなどの高い建物を大きく長く揺らす特徴があります。

<高橋教授>
「改めて構造的に損傷が集中するような欠陥がないかどうかを確認するということ自体は全体の耐震対策にもつながりますし、長周期に対しても有効な手立てだとは思います」