諸外国提案の台風には変わった由来のものも
ところで、他の国が提案したアジア名を見てみると、例えば2026年の台風5号はフィリピンが提案した「ハグピート」=「むち打つもの」という意味だったり、アメリカが提案した名前の中には「徘徊」という意味の「オーマイス」という、不思議な由来のものがあったりします。気象庁の福田さんは「他の国がどういう思いや意図でその言葉を選んだかは分からない」としつつも、「フィリピンが提案した他の名前を見ると、台風の特徴を表すような『強い』とか『速い』とかそういう言葉を選んでいる傾向があり、『むち打つもの』というのも台風の被害をもたらす様子を表現しているのかもしれない。アメリカの『徘徊』についても、人が徘徊するというよりは、台風が複雑な動きをするということを意味しているのかも」と話しています。
このフィリピンが提案した名前には、かつて「素早い」という意味の「ハギビス」という台風もありました。これは聞き覚えがある人もいるかもしれません。2019年に関東や東北に甚大な被害をもたらした台風19号(東日本台風)のアジア名だったのです。

















