熊本地震では、避難所の暑さ対策が大きな課題になっています。

県内での備えはどうなっているのか取材しました。

飯田市の丸山小学校の体育館は、大規模災害が発生した際、避難所になります。

7月、あわせて16台の空調設備が取り付けられました。

児童の熱中症対策に加えて、避難所の機能強化としての意味合いもあります。

(飯田市危機管理部・後藤武志部長)「特に熱中症対策というのも必要ですし、災害関連死を防がないといけない」

文部科学省のまとめでは、2026年5月の時点で、指定避難所となる県内あわせて555の小中学校の体育館のうち、空調設備が設置されているのは21にとどまっています。

飯田市では、指定避難所となる28すべての小中学校の体育館に、2年間かけて空調設備を設置する計画で、2026年度は11校で実施します。

市では防災備蓄倉庫を東日本大震災後、すべての指定避難所に設けました。

飲料水や衛生用品など避難所を開設した際に必要となるものが入っていて、暑さ対策として、扇風機も2台ずつ含まれています。

さらに、市役所の地下にある倉庫には、およそ20台の扇風機を備えています。

(飯田市危機管理部・後藤武志部長)「暑さ対策は全国どこでも同じだと思うので、何らかのハード的な対策をしながら、そういった備えをそれぞれの立場でできることをやっていくことが必要かなと思う」