過熱するマスコミの周辺取材と、遺族へ寄せられた苦情
マスコミからの直接的な被害以上に敏さんを苦しめたのは、過熱する周辺取材が引き起こした、近隣住民からの苦情という思わぬ「二次被害」でした。
(堤 敏さん)
「事件直後っていうのは、今までほんとにいろんな二次被害、経験しました。一昔前は二次被害といえば、マスコミによる二次被害っていうのがすぐに出てきたんですけども、16年前、この時期にはもう、そういうメディアスクラムっていうものはほぼありませんでした」
「マスコミが大勢で押しかけてくる、っていうようなことは、ほんとに、そういうことはもう今はもう、よほどの有名人か芸能人でないと起こらないと思います」
「突然家に来られて、インターホン鳴らされてと、また郵便受けに取材依頼の手紙、メモ入れてって、一時は悩まされた時期もありました。ほんとにマスコミから隠れるような生活を送った時期もありましたけども、それほど大きな被害っていえるものではありませんでした」
「ただ、マスコミに対してちょっと嫌だったなと思ったのは、被害者に関する情報を得ようと、近隣のご家庭、また町内、各社それぞれ勝手に回りますから、しつこいほどに取材に回ってたけど、町内近隣のご家庭には大変な迷惑をかけたと思ってます。それに対する苦情もいっぱいいただきました」














