これが今の中学1年生が受験する2025年の春からは前期選抜に「学力検査」が、後期選抜に「面接」がそれぞれ加わることになります。

前期選抜で行われる学力検査は教科書の太字や例題レベルの基本的な知識を問うものにし、国語・社会・英語の3教科を合わせて45分間で、数学と理科の2教科を30分間で回答する形式がとられます。

一方、後期選抜に新たに加わる面接では、・「学校内外での活動で関心を持って取り組んだこと」・「高校で学びたいこと」・「自己PR」などが問われ、一部の高校や学科によってはこれらの質問を対面ではなく記述式で実施します。

新たな高校入試制度を通じて受験生に求められるのが、いわゆる「学力の程度」にとらわれない学びへの姿勢や意欲です。