なぜ地方銀行が自前の決済サービスを作るのか
北國銀行のキャッシュレスへの取り組みは、今から約10年前にさかのぼります。VISAデビットカードの普及を通じて、石川県内のキャッシュレス化を牽引してきた歴史があります。ところが、2019年頃からコード決済が急速に台頭し、社会環境は大きく変わりました。
北國銀行デジタル部の今津雄一郎さん「北國銀行と北國銀行のお客さんのキャッシュレス化はできてきたと思っているんですけど、地域全体をキャッシュレス化していくという時に、課題があるんじゃないかと」
この言葉は、銀行が直面する課題を的確に捉えています。銀行が自社の顧客をキャッシュレス化することと、地域全体の生産性を底上げすることは、イコールではありません。「カードビジネスだけでは、地域全体はカバーできない」という判断が、トチツーカ誕生の出発点でした。














