熊本県で最大震度7を観測した地震を受け、午後5時半から“緊急会見”を開いた気象庁は。

気象庁担当者
「地震の発生場所が浅いので、地震がたくさん発生している」

気象庁は、今回の震源の深さが16キロと浅いため、地表に大きな揺れが伝わりやすく、地震活動が活発な状態になっていると説明しました。

気象庁担当者
「家の倒壊や土砂災害の危険性が十分あると思っているので、今後の地震や、あるいは雨に十分注意していただいて、危険な場所には立ち入らないようにお願いします」

また、今回の地震は、断層が水平方向にずれる「横ずれ断層型」とみられているということです。

この横ずれ断層型の地震として思い出されるのが、2016年の熊本地震です。最大震度7の揺れを2度観測し、災害関連死を含め270人以上が亡くなっています。

これらの地震を引き起こしたのは、熊本県に延びる2つの活断層です。

最初の震度7は日奈久断層帯、2度目の震度7は布田川断層帯と呼ばれる活断層によって発生。当時、付近を空から見た映像では、田畑を切り裂くように延々と地割れが続いているのが確認できます。

気象庁の担当者は今回の震源の位置について、日奈久断層帯に近い場所だと説明。その上で、今回の地震は布田川断層帯と日奈久断層帯のいずれかに関連する可能性が高いとしています。

気象庁担当者
「前回の2016年の熊本地震のときも、かなり地震活動が活発だった。今回も地震活動が活発になることが予想されるので、十分注意していただくようお願いいたします。今後1週間程、特に今後2、3日の間は最大震度7程度の地震に注意していただきたい」