『家族の肖像写真撮影プロジェクト』と『一生モノのフレーム店』
6/16、6/17の両日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜Bホールで開催されたフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア「PHOTO NEXT 2026」で、「人は、写真で、幸せになれる。」をテーマに展開された富士フイルムさんのブース「写真幸福論」で、写真の力で能登地方の復興を支援する「一生モノのフレーム店」が紹介されました。
「一生モノのフレーム店」は、誰もが持っているかけがえのない一枚の写真を一生モノに仕立てる、写真幸福論プロジェクト発のイベントで、フレームコンシェルジュが一人ひとりの写真にまつわる思い出をお伺いし、ぴったり合うフレームを提案。対話によって、記憶がよみがえり、幸せが増幅する特別な体験をいただく場です。
富士フイルムさんは、2024年から2026年にかけて、能登地方の延べ7箇所を訪れてくださり、400名を超える方々との対話を通じて提案された「一生モノのフレーム」に入れたお写真を仕立ててくださいました。
町野町では、町野町の高野律子さんと町野町出身で現代美術家の東雅彦さんが発起人となり、2025年11月に開催されています。
高野さんは「一生モノのフレーム店」を振り返って、こう語ります。
高野律子さん「町の景色が変わって、そこにあったはずのもの、いたはずの人がいなくなっても、写真には残っていて、ふと見返すと、やっぱり寂しいなと思ったり、あの時もし震災が起きなければ、今ごろはどうなっていたのだろう、と思ったりすることもあります。
でも、写真って、その時のかけがえのない時間が呼び起こされるんですよね。今回、富士フイルムの皆さまとフレームフィッティングをして、お帰りになるときに、『地震のこと忘れてたわ』とおっしゃる人もいて。たくさんの人が来てくださって、皆さまの良い顔を見ることができたこと、その方々のこれからに残せるものができたこと、本当によかったなと思います。
今はまだ、劇的に復旧しているようには見えないかもしれませんが、能登には復旧・復興のために一生懸命動いてくださっている人がたくさんいます。それほど大きな影響を及ぼした災害だったということなんです。私たちは、自分自身の気持ちをなんとか立て直して、まずは心の復興から。その日その時にできることを、できるだけやるというのが毎日のテーマですね。
気持ちを寄せてもらえるだけでも、すごく励みになるんです。何かしなければ、と無理をする必要はなくて。今日、能登の人は、何をしているのだろう。と、ふとネットで調べていただくとか。それだけでもう、私は立派な支援だと思っています」

















