古豪、大分商業の優勝で幕を閉じた高校野球の大分大会。甲子園で春夏優勝経験のある津久見との決勝は、幅広い年代のファンが球場に詰めかけ、近年にない盛り上がりを見せた。

41チーム中31チームがDH制を採用

今年も多くの熱戦が繰り広げられた大会で、例年とは異なる最大の変化は、初めて 導入された「指名打者(DH)制度」だった。

日本高野連は、投手の負担軽減や選手の出場機会増加を目的に、2026年春の公式戦から指名打者制度を導入。制度を使うかどうかは各チームに委ねられる中、今大会は、出場41チーム中31チームが採用と、新ルールを活用する学校が多数に上った。

大会期間中には、「3年生を試合に出してあげたいのでありがたい」(宇佐高校・三重野和人監督)「ピッチャーと野手と別々のメニューが組めるので、練習がしやすい」(大分雄城台高校・佐藤慎一郎監督)「バントのうまい選手や足の速い選手など、一芸に秀でた選手をDHで起用することもできるので、戦術の幅が広がった」(明豊高校・川崎絢平監督)など、各監督から制度の導入に好意的な声が多かく聞かれた。