■蔵岡に残りたい気持ちも 揺らぐ人も少なくない
蔵岡に残って暮らしたい。しかし、移転事業に反対もできない。そのように揺れる人も少なくありません。

その一人が、今も蔵岡に住む横山雅生さんです。

戸沢村蔵岡地区 横山雅生さん「このままでも十分いいんですけど、一人だけ反対してこの事業がなくなるのは、ちょっと心苦しいので、みんなに、村に従って移転します。(事業が)このまま、なるべく早めに進んでもらえればと思います」

全世帯の同意を受け、村は移転にかかる費用などの試算をすすめ国に計画を提出。先月25日、国土交通大臣がその移転事業計画に同意しました。

戸沢村 加藤文明 村長「正直、行政のトップとして、発災から2年に満たないなかで、大臣同意までこぎつけたということは、特段のご配慮ではないのかな」

2020年7月に熊本県球磨村で発生し、25人の命が犠牲になった熊本豪雨に伴う防災集団移転事業は、発災から大臣の同意までおよそ2年5か月かかりました。
2年かからず大臣の同意を得るのは異例のスピード感です。
それでも。














