日本企業も挑戦 最終的には100万円台プランを目指す⁉
南波キャスター:
この“ほぼ宇宙旅行”に海外の企業だけではなく、なんと日本の企業も挑戦しています。

北海道のベンチャー企業「岩谷技研」の社長、岩谷圭介さん、36歳。幼い頃から宇宙に憧れていて、北海道大学で宇宙工学を専攻。2011年から気球で宇宙に行けないかということで研究を始めました。そして2016年に、この宇宙ベンチャーを起業。実際に何度も試験は行っていて、2021年には、1人乗りの無人キャビンを、高度28キロにまで打ち上げ成功。この1人乗り無人キャビン、動力はヘリウムガスで、こちらも二酸化炭素は排出しません。
2人乗りの気密キャビンという、パイロットと乗客1人ずつの2人乗りを今開発中だということで、早ければ、2024年度中に販売。価格は約2000万円。
ただ、担当者によると「今は2人乗りだが、段階的に人数を増やして20人ぐらい乗れるようなものをつくりたい。最終的には100万円台で宇宙の入り口に行けるようにしたい」と言っています。
オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈代表:
少しずつ実用化され始めて、現実味を帯びてきた。宇宙というともっと先なのかなと思っていたら、もう販売されていて、実際に民間人で行ってる人も出てきていると考えると、すごく身近になってきたなと改めて感じますね。でも、お金を貯めないといけないですね…
井上キャスター:
天文学的な金額じゃなくて1600万円ですよ。夢がありますね。独身38歳、がんばろう!