志賀町ではあられづくりが今最盛期を迎え、寒の冷たい空気に触れた赤や黄色など色とりどりのあられが作業場に広がっています。

志賀町矢駄の白山邦夫さんと妻のフサ子さんは、およそ30年前からあられを作っています。1センチほどの大きさに切り分けられたあられを、転がしながら冬の冷たい空気にさらします。

白山邦夫さん「(白山さんのあられを探して)食べさせることができたという喜びと、親子の絆というものが嬉しくなって辞めるに辞められん。少しでもそういう気持ちが伝わるというのが生産する喜びですかね」

「懐かしい味」と評判で、毎年多くの問い合わせがあるという白山さんのあられは、このあと1ヶ月半ほど乾燥させ、3月下旬からふるさと納税の返礼品や県内のスーパーなどで販売されるということです。