警察学校の初任科生「警察官として被害者への寄り添い方は」

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初任科生からは、被害者や遺族に対する「警察官としての接し方」について質問が上がりました。

(初任科生)
「今、警察学校生としてお聞きしたいのですが、自分自身、性的犯罪の現場などで、犯罪から子どもや女性などを守ったり、被害者や遺族の方に寄り添うことができる警察官になりたいと思い、警察官になりました」

「それで今回、当事者の方の話を聞いて、事件後やその後の警察官の寄り添い方として、このような寄り添い方がいいというのがあれば教えてほしいです」

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(寺輪 悟さん)
「正直言って、支援に正解はありません。そのとき自分がいいと思ったこと、それに尽きます。ケースバイケースです」

「皆さん性格も違う、容姿も違う、考え方も違う、思いも違う。男と女、年齢もあるでしょう。そして『自分がいい』と思った支援が私は最善だと思います」

「その答えが出るのはすぐではない。10年後、20年後、答えが出ないかもしれない。ですから、自分が思った支援のやり方を貫いてほしい」

「支援に正解と不正解は私は『ない』と思います。あなたが思った支援が正解なら、それが正解だと私は思います。これからも頑張ってください」

悲しみの連鎖を断ち切るために――父と娘の強い決意

約1時間半の講演を終え、控室に戻った寺輪さんに「被害者支援条例」への思いを改めて尋ねました。

寺輪さんは、
「条例があって困る人間はいない。全国の自治体で条例を……これは俺と博美の2人の闘いだ」

と、その強い決意を話してくれました。

【女子中学生殺害遺棄事件/全4話】

【第1話】

愛娘は「茂みに連れ込まれ、口を押さえられて殺された」花火大会の帰り、高校3年生の少年に殺害された父が語る当時の記憶「新体操の選手を目指して一生懸命頑張っていました」

【第2話】
「手はバンザイ、足はM字、体中パンパンに…」事件から数日後、真夏の空き地で発見された15歳娘 対面した父の絶望「変わり果てた姿でも、顔を見て一目瞭然でした」

【第3話】
「私はすぐさま殺しに行きました。飛びかかりに行きました」裁判所で娘を殺害した少年に対面した父 遺族を襲うマスコミの過熱報道と司法の壁「減刑された理由はなんですか、裁判長」

【第4話】
愛娘(当時15)を奪われた父親「犯罪被害者には“心の救急車”がない」すべての自治体に支援条例を求める理由「これは俺と博美の闘い」