『今日は博美さんが来ていない』塾からの連絡

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幼少期から新体操に打ち込んできた博美さんは、自由な時間がほとんどありませんでした。

高校受験を控えた中学3年生になり、新体操から離れようやく普通の中学生らしい生活が送れるようになりました。8月25日の夜、博美さんは友人と花火大会に出かけ事件に遭います。寺輪さんは、事件当日の状況を語ります。

(寺輪 悟さん)
「帰りが遅くなろうが何をしようが、悪いことをする子ではありませんでしたから。普通の中学生ですし、頑としてそんな誘惑には乗らないだろうというような自負もありました。ですから、本当に彼女が自由にした時間は、ごくわずかな時間だったというふうに思っています」

「そんな中、事件に巻き込まれてしまいました。それでも私たちはまだ、『どこかにいるんだろう』ということで、全然危機感はありませんでした」

「『ふらっと帰ってくるだろう』、、、とても友達も多く、幼馴染もたくさん地域に住んでいますし、どこの家族とも親ぐるみで付き合いをしていました。私の幼馴染もいますし、後輩もいます。ですから、何の疑いもありませんでした」

「ところが、高校受験を前に、博美は塾というものに通い始めました。そこの塾から電話がかかってきたんです。『今日は博美さんが来ていない』」

私は、それを聞いてゾッとしました。そんなサボることはありませんでしたから、『何かおかしいんじゃないか』と姉に聞き、いろいろ連絡を取ったんですが、携帯は鳴るんですけど電話は出ません」