■FIFAワールドカップ2026 3位決定戦 フランス4-6 イングランド(日本時間19日、マイアミ・スタジアム)
ワールドカップも決勝、3位決定戦と2試合を残すのみとなった。3位決定戦ではフランス(FIFAランク3位)とイングランド(同4位)が激突。イングランドが前半で4得点を奪うと、フランスは後半にエムバペが2ゴール1アシストと猛追、しかし、終盤にイングランドのサカがPKを決めてハットトリックを達成し、イングランドが逃げ切り、W杯史上初の3位となった。フランス・エムバペは2得点をあげて、得点ランクトップに立つ10得点、1大会で2桁得点をマークするのは1970年大会のゲルト・ミュラー(西ドイツ)以来、56年ぶりとなった。
約100年続く“ドーバー海峡ダービー”となった3位決定戦、両チームのW杯での対戦成績は3試合対戦し、イングランドが2勝1敗と勝ち越し、直近では22年カタール大会ではフランスが2対1で初勝利をあげている。スタメンはイングランドが準決勝から7人を変更、得点王争いをしているケイン(32)、べリンガム(23)はベンチスタート。フランスはエムバペ(27)は出場もデンベレ(29)はベンチ、こちらも7人変更して、4人が今大会初スタメンとなった。
前半3分、この試合、キャプテンマークを巻いたイングランドのライス(27)がフランス陣内でパスカットをすると、そのまま持ち込み、右足のミドルシュート、これがゴール左隅に決まり、イングランドが先制した。
フランスも前半10分、華麗なパス回しからチェルキ(22)のシュートをW杯初出場のイングランドキーパー・D.ヘンダーソン(29)が好セーブで防いだ。直後にイングランドはカウンターから右サイドのサカ(24)が持ち込んで、フランスゴール左隅に叩きこんだが、オフサイドの判定となった。
これまでW杯では3位決定戦で一度も勝てていないイングランドは前半18分、ライスのコーナーキックからコンサ(28)がヘディングで合わせて2点目をあげた。フランスも前半22分、ここまで8得点をメッシ(39、アルゼンチン)と並び8得点のエムバペがミドルシュートを狙っていくが、ゴールを捉えることが出来なかった。
前半34分にもエムバペがボールを持つと、ドリブルで切り込んで強烈な右足のシュートもD.ヘンダーソンがここでも好セーブを見せて失点を防いだ。すると、前半37分、イングランドがカウンターから波状攻撃を見せて、最後はサカの左足でフランスゴールネットを揺らして3点目を奪った。フランスは25年6月のスペイン戦以来、約1年1か月振りの3失点以上、W杯で前半3失点は史上初となった。
前半アデショナルタイムに入ってもイングランドの攻勢は続き、中央からのスルーパスにサカが走り込み、この試合2点目。イングランドが4点目を奪った。
前半を4対0で折り返したイングランドは1人を交代、4点を追うフランスはデンべレを投入するなど4人を一気に交代した。
後半3分、フランスはセンターライン付近でボールを奪うとオリーズ(24)のスルーパスをエムバペが左足で落ち着いて流し込み、得点ランクトップに立つ9得点目、W杯通算最多得点もメッシと並び21得点となった。
勢いを取り戻したフランスは後半9分、左サイドでエムバペがボールを持つと、走り込んだ途中出場のバルコラ(23)にスルーパス、これを豪快に押し込み、2対4と2点差に詰め寄った。
後半21分には、右サイドをデンベレが持ち込むと、中央のエムバペがオリーセとのワンツーで抜け出して、左足を振り抜きこの試合2点目、得点ランキングも10得点目、1大会で2桁得点をマークするのは1970年大会のゲルト・ミュラー(西ドイツ)以来、56年ぶり、W杯最多得点もメッシを抜き22得点で単独トップに立った。
36分には中央のエムバペから右サイドのデンベレ、そして中央のオリーセと決定的なチャンスを作ったが、オリーセのシュートはゴール右に外れた。すると42分、イングランドはPKを獲得すると、サカが決めて、ハットトリックを達成、イングランドが5対3と突き放した。
それでも後半のアディショナルタイム、フランスはデンベレが右サイドから持ち込み決めると。直後にイングランドは途中出場のべリンガムがカウンターから今大会7得点目と両チーム壮絶な打ち合いで合計10得点、イングランドがW杯史上初の3位、フランスはあと1歩及ばなかった。
【W杯得点ランキング】(決勝前時点)
1位)キリアン・エムバペ(フランス) 10得点
2位)リオネル・メッシ(アルゼンチン) 8得点
3位)アーリング・ハーランド(ノルウェー) 7得点
ジュード・べリンガム(イングランド)
5位)ハリー・ケイン(イングランド) 6得点
ウスマン・デンベレ(フランス)
7位)ミケル・オヤルサバル(スペイン) 5得点














