善光寺では3年ぶりに開かれる2月の節分会(せつぶんえ)に向けて、福ますづくりが始まっています。


善光寺大本願の一室では、鷹司誓玉上人が、福男・福女が手にする「ます」に、文字を書き入れています。

書かれる文字は「福」と「寿」。

93歳の鷹司誓玉上人は、丁寧に、心を込めて筆を運びます。

(鷹司誓玉上人)「今年の節分会は3年ぶりになられるということですが、いつの年も同じような気持ちで新しい年を迎え、節分を行っております、多くの方々が新しい年を新しい気持ちでお迎えになられるように、これからの1年を共に明るく和やかにいけますように心からお祈りしております」

新型コロナの影響で、2年続けて中止となった善光寺の節分会。

2023年は人数制限は設けるものの一般の人も参加して3年ぶりに2月3日に開かれ、360個の福ますが用意されるということです。