■スーパーは早くも“値上げの波”
すでに円安の影響が出始めているのが、都内にあるスーパー「アキダイ 関町本店」です。
アキダイ 秋葉弘道 社長
「ベビーコーンが円安の影響を受けて急激に上がってきました」
・ベビーコーン(タイ産)1パック 20日 108円→21日 138円
・アスパラガス(メキシコ産)2週間前 194円→21日 270円
・グレープフルーツ(フロリダ産)1個 去年 270円→21日 321円
アキダイ 秋葉社長
「やはり円安の影響で日本は取り合いになったときに買い負けする。“円”という武器が弱いわけですよね。ですから負けちゃうわけですよ」
今、影響を受けているのは輸入モノが中心ですが時間差で国産品の価格も上がってくる可能性があるといいます。
アキダイ 秋葉社長
「国産のお肉も実はエサは輸入なのですよね。そうするとやっぱりエサ代が高騰しちゃうと国産牛の値段が上がる」
お客さん
「私たちはどうすることもできないじゃないですか。日常使わないといけないものだから、やむなく買う。もう買うしかない」
今年のゴールデンウィークは、約2年ぶりに大手旅行会社によるハワイツアーが再開されます。海外旅行にはどのくらい円安の影響が出るのでしょうか?
航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗さん
「私も昨年ハワイに行きましたが、そのときの感覚で言うと、物価の上昇がコロナ前の1割そして円安による影響が2割という事で、大体3割近く現地の支払額は日本円に直した場合には増えてしまうということになると思います」
“悪い円安”はいつまで続くのでしょうか。














