JR広島駅の南口にいまもひっそりとたたずむ手押しのポンプ。戦前から地下水をくみ上げ、戦火が激しくなると防火用水の役割も担っていました。

81年前の8月6日ー。ポンプの周りには、やけどを負った大勢の被爆者が水を求めて集まり、次々と息絶えていきました。

被爆後に撮影された広島市中心部の爆心地付近の映像です。がれきの中に広島駅前とはまた別のポンプの姿が記録されています。

原爆に耐えた「被爆ポンプ」は、静かにヒロシマの復興を見守ってきました。

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絵本「ひばくポンプ」作者 安芸府中高校3年生 児玉美空さん
「暑かったろう。大変じゃったね。よう頑張ってきんさったね」(「ひばくポンプ」より)

小学生のとき、ポンプの保存を訴えている人がいることを知った児玉さん。得意な絵をいかして絵本で伝えることにしました。

児玉美空さん
「世界の大人はあんとな恐ろしい爆弾を持ちたがる。子供らに聞いてみたらええよ。爆弾と一粒のキャラメル、どっちがええかと」(「ひばくポンプ」より)