中傷動画めぐる総理対応に「納得できない」51%も世代間ギャップ顕著

一方で、先月調査から4.1ポイント下落したことについて、ある高市内閣の現役閣僚は「中傷動画問題と国会が止まったことが影響したのではないか」と分析する。

総裁選挙や衆院選挙で高市総理の公設秘書が他陣営を誹謗中傷する動画の作成に関わったのではないかという週刊誌報道が国会で取り上げられた。高市総理は秘書の陳述書を理事会に提出することで「それをもって本件に関する詳細な問いへの答弁としたい」と野党に呼びかけたが、それがむしろ火に油を注ぎ、野党の委員会や本会議欠席へと繋がった。

これまでの中傷動画めぐる総理の対応について「納得できない」人は「あまり納得できない」と「全く納得できない」をあわせると51%で「納得できる」の43%を上回っている。

ただこの総理対応の評価については、年代別に分析すると傾向があり、内閣支持率同様に若い世代ほど総理対応に「納得する」人の割合が高く、年齢層が高くなるにつれて「納得する」人は減っていく。30歳未満だと「納得できない」割合は3割に満たないが、60歳以上で見ると、「納得できない」人は6割以上になる。

高市総理が言及した「秘書の陳述書」は11日現在、提出される見通しがたっていない。