■スープなしの「油そば」可能性を広げられるか

<油魂 遠矢秀取締役>
「あぶらそばはスープがなくて、原価的にも、かなり安くできる。油そばの需要がかなり高まっているので出すことにしました」

2025年、静岡市葵区にオープンした油そば専門店「油魂」。ボリュームと安さを求めるお客さんで賑わいをみせます。

丼には、かえしと麺のみ。スープがある一般的なラーメンと比較して、1杯当たりのコストは2割近くカットできます。コストがかかるうえ、廃棄になりやすいスープがないことで経費の管理がしやすく、油そばは出店のハードルが低いことが魅力です。

<油魂 遠矢取締役>
「1000円を超すのは難しいと思う。原価や人件費を(削って)お客さんに少しでも安く、おいしく食べていただけるように努力をしていこうと」

市場の拡大を追い風にスープを使わない「油そば」という選択肢が可能性を広げています。