長野県小谷村で、根を付けたまま雪の下で育てる「雪中キャベツ」の収穫が本格化しています。


小谷村では1月10日から「雪中キャベツ」の収穫が始まりました。

千國幸久(ちくに・ゆきひさ)さんの畑でも、40センチほど積もった雪をスコップを使って取り除きながら、キャベツを一つひとつ掘り起こす作業を行っています。

雪の中のキャベツは凍るのを防ぐため、糖分が増えて甘味が増すと言われていて、芯の部分もやわらかく食べやすいのが特徴です。

今年は雪が例年の4分の1ほどと少なめですが、それでも掘り起こすのは一苦労。

村内全体では、1万2,000玉ほどの収穫を見込んでいて、1玉600円前後で小谷村周辺の農産物直売所や道の駅などで販売されます。