ガイドにとってやりがいのある生徒たち 多くが担当を希望

長年、生徒たちと向き合ってきた川満さんは、その自由な校風をこう表現します。

ーー同志社国際高校はどんな学校?
「(生徒は)ちゃんと前を向いてない。個性一人一人全部違う。教員なんかも絶対にちゃんと(前を)向けとか一切言わないからね。みんな個性(豊か)、バスの中でも個性だし、場所でも個性。集中力はね、すごくある」

帰国子女が多く、多様な意見が飛び交うことも珍しくなかったという同志社国際高校。ガイドにとってはやりがいのある相手で、多くの人が担当を希望したと言います。数あるエピソードの中から、ある生徒とのやり取りを紹介してくれました。

川満さん:
「『先生、そんなにして軍隊は住民を守らないと言うんだけど、自分は軍隊は必要だと思っている』『え?どうして?』って言ったら、『いや、紛争地域で自分たちで自分の家族を守ったりとか、自分たちの命を守るというのは簡単ではないよ』と」

幼少期に、アフリカの紛争地帯で暮らした経験のある生徒からの率直な疑問でした。こうした質問に対し、教員やガイドから答えを押し付けることはないと言います。

「その子からはこういう質問が来た。皆さんどう思うか。で、それでその討論が始まるわけ。これが正しいとか、この子正しいとか、そういう問題ではないわけ。そこをみんながやっぱり討論できるというのが教育現場の一番いいところで、そこはこの回答求めないといけないとか、それ全然必要ないと僕は思っている」